段ボール4面印字装置を導入いただいているコタ株式会社さまを訪問し、アルマーク社員がお話を伺ってきました。
事業概要
美容室向けヘアケア商品の製造・販売。コーポレートスローガン「女性は髪からもっと美しくなれる」のもと、美容室でのカウンセリングを通じて多くの「女性のキレイ」を髪から応援。
コタ株式会社
代表取締役:小田 博英
設立:1979年9月27日
資本金:3億8,780万円
事業内容:美容室向け頭髪用化粧品、医薬部外品の製造・販売
上場証券取引所:東京証券取引所 プライム市場(証券コード 4923)
公式サイト:https://www.cota.co.jp/
美容室とのコミュニケーションを密に。成長を続けて半世紀
広報ご担当者様へお伺いします。コタ様の事業内容について教えてください。
コタさま(以下、コ) :美容室向けへのヘアケア商品などを製造・販売しています。
拠点が多くありますね?
コ :営業拠点としての機能もありますし、研修スタジオを併設していますので、美容師の方向けの技術セミナーや私どもが得意としている美容室経営に関するセミナーなどを開催しています。
売上は右肩上がりで伸びていらっしゃいますが、2021年には大きく伸びているようですね。
コ :2021年に発売した「コタクチュール」が予想を上回るご評価をいただいたこともあり、大きく売上を伸ばす事ができました。
──例年、第3四半期(10月〜12月)はとくに伸びていらっしゃいますね。
コ :一般的にクリスマスなどのイベントが増えることから、お取引先美容室が繁忙期となり、ヘアケア商品の 需要も高まる時期だからです。社内が一番盛り上がる時期でもあります。(笑)
現場の効率化は創業初期から始まっていた。
コタ様とは30年以上のお付き合いです。手作業用のスタンパーをはじめ、個包装用のインクジェットプリンターLINX(リンクス)シリーズや各種段ボール用インクジェットをご使用いただいています。
コ : はい、今もスタンパーも使用していますし、個包装用のLINXも使用しています。
──1992年当時LINX4000は新しいテクノロジーでした。 いち早く自動化された様子が伺えます。
コ : 当時、私の上司が導入しました。現在は最新のモデルLINX8900を使用しています。
──設備導入は現場からの発案になりますか?
コ :はい。使える機器・装置は長く使います。先を見据えての導入など、ある程度現場裁量で決めます。今回の装置も現場で調整導入しました。
──今回は段ボール用のインクジェットですがご感想をお聞かせください。
コ
:2000年頃はインクボトル式のインクジェットで手動搬送にて印字していました。
最近はカートリッジ式のインクジェットにしています。特別なメンテナンスが不要なので便利です。印字も綺麗です。
今回導入の段ボール印字装置についてお伺いします。
段ボールの種類はどのくらいありますか?
コ :印字が必要な段ボールは85種類、印字内容は281種類となります。
──種類がかなり多いですね。
コ :容器のデザインやサイズが多岐にわたるため、段ボールの種類も多くなっています。
──印字内容は何ですか?
コ :主には製品名・ロット番号・ITFコード・QRコードなど、製品によって異なります。印字位置も異なるので、それらを全て設定登録しました。
──どのくらい種類をこちらの印字装置で印字しますか?
コ
:生産計画に従って1日に4~5種の品目を印字しています。最近は生産量が増えてきました。
今後、こちらの新しい装置で本格稼働していく予定です。
動画で見る段ボール印字装置
編集後記
「現場の事は現場が一番わかっている」という考えを大切にしているのだと感じました。
今回は念入りに髪の手入れをしてコタ様に赴き、広報のご担当者様には合格をいただきました笑
お忙しい中のご対応ありがとうございました!
2024年 インタビュアー:西川