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GTINとは、グローバル・トレード・アイテム・ナンバーの略称で、ジーティンと読みます。ベルギーにある国際的な流通標準化機関「ＧＳ１」が定めた商品識別コードの総称のことです。バーコードシンボルを印刷表示することによって識別されます。

企業間で取引をする際に使われる商品コードを統一の基準にすることで、流通や管理をスムーズにし、コストを省くことが導入のねらいです。グローバル化の進展により、物流は国内にとどまらないため、導入が求められていました。

ＧＳ１は２００５年からＧＴＩＮを導入するよう呼びかけています。これにより商品コードのけた数は最大１４までに統一されることになります。企業によっては、ＧＴＩＮに対応可能な新システムを導入したり、これまで１６桁で国内のみの基準であった集合包装用商品コードを１４桁にしたりするなどの変更や切り替えの対応が必要となります。

入出荷や検品の際に不都合を来す場合があるので、バーコードでの表示やシステムの切り替えに留意する必要があります。